高校教諭・生徒を対象とした溶接技術講習会を開催しました

静岡県溶接工業協同組合ニュース

令和5年高校教諭及び生徒への溶接技術講習会 及び 第3回ものづくり東海大会模擬演習開催

 静岡県教育委員会と静岡県工業校長会は、7月15日(土)、静岡県立工科短期大学校 沼津キャンパスにおいて、「令和5年度静岡型プロフェッショナルエンジニア育成講習(溶接)及び第3回ものづくり東海大会模擬演習」を開催した。
同講習会には県下の工業高校5校から教諭5名,生徒8名(3年生3名、2年生5名)が参加。8時30分から12時まで、プロの技術者(4名)から教諭、生徒のそれぞれの課題について溶接の技術を学んだ。
 同講習会は2011年から開催されており、今回で13回目の開催。「機械系の重要な加工技術の一つであるアーク溶接について、卓越した技能を持つ専門技術者から技術を学び、技能の向上を図ることにより、工業高校生のものづくり技術力の向上に資する」ことを目的とする。静岡県溶接工業協同組合(西尾善次理事長)がバックアップし、講師は同組合の岩田真治氏、鈴木正治氏、内田章一氏、山岸修次氏の4氏が務めた。
 昼食後は、8月19日(土)静岡県で開催される「令和5年度高校生ものづくりコンテスト東海大会兼第23回高校生ものづくりコンテスト全国大会東海地区予選会」の模擬演習として今回参加した生徒8名によるN-2F突き合わせ溶接の競技及び8名の審査員など、本番を想定した内容(開会式~閉会式)・作業で実施した。
なお、外観審査、超音波探傷試験は、本番同様に後日審査した。
今回参加した8名の生徒の内3名(3年生)は、昨年度の県大会選抜上位3名で東海大会に出場が決定しており、全国大会の切符を争う。
                                      以上

・教諭の講習会の様子

・生徒の講習会の様子

・模擬演習の様子