組合活動報告:「第17回 溶接技能者評価試験受験のための手溶接講習会」開催しました
「第17回溶接技能者評価試験受験のための手溶接講習会」開催
受講者:実技+学科/8名,学科のみ/6名,合計14名
「令和5年度 第17回溶接技能者評価試験受験のための手溶接講習」は、10月21日(土);実技、22日(日);学科の講習会を開催した。
本講習会は、一般社団法人日本溶接協会主催、静岡県溶接工業協同組合が主管となり、「ポリテクセンター静岡」殿の協力のもとに開催しました。
講習会は、実技・学科とも溶接技能者評価試験資格取得を目指す方へ要点を押さえたカリキュラムにより、分かり易くかつ合格を目標に指導しました。
*実技(1日目)は、9時から16時まで6時間の指導を実施。
・朝の挨拶・必要事項の伝達後、A-2F検定に関する基礎知識や今回の手溶接実習に関する重要ポイント(電流値の合わせ方、溶接棒の種類など)を講師 作成資料と黒板で1時間程度説明を実施。
また、評価試験科目(今回はA-2F)に合わせた溶接方法の説明(5層パスそれぞれの注意点)。
・実技に関しては、安全の諸注意後に開先加工(グラインダー作業、やすり掛け等)の実施。
・タッグ溶接方法の説明、講師の溶接作業手本を見学。
・講習者は練習用試験材4回分の突合せ溶接を実施、それぞれのレベルに合わせ、講師が個別指導を実施。その後更に本番に近い幅広の試験材1セットで最終確認も兼ねて本番同様に溶接作業を実施した。
・今回の参加者の溶接レベルは良く、実技試験において最終的には十分合格できるレベルに到達した。
*学科(2日目)は、9時から15時00分まで5時間00分の講話終了後、修得度確認試験を行い、80点(20問中16問正解)で合格ですが、 今回全員合格しました。
・手溶接の評価試験問題に特化した資料を基に重要な項目・内容を分かり易く説明し、実際の業務に活用できるように解説しました。
【 実技講習状況 】 【 A-2F練習用部材(講師手本) 】 【 学科講習状況 】